容疑者Xの献身を観に行った

月曜日に、容疑者Xの献身を見に行ってきた。


原作は、既に読んでいたのでストーリーやトリックなどは、全て知っていました。


色々な方がレビューをされていて、高評価だったので楽しみにしていきました。


容疑者Xの献身 - レビュー


・・・が、感想としては正直「いまいち」でした。


個人的には、本を読むときには頭の中で情景を思い浮かべて、勝手に人物像を描いているのですが、見事に今回は合致していませんでした。


本では天才数学者は、パッとせず女にもてないっていう役なんですが、それを堤真一さんが演じていて、とても良い演技だったと思います。


ただ、如何せんイメージが違う・・・


本と別物と考えて見ることができれば、面白いと感じたのかもしれませんが、トリックは原作と同じなため、どうにも次の展開が見えるし、原作と違って驚かされるということもありませんでした。


あと、映画の内容が一辺倒でした。


TV版も見ていたのですが、少しコメディっぽいところが、アクセントに効いてて結構好きだったのに、そういったシーンも最初のところぐらいで、その後はシリアスな場面が続くことが多かったので、最後の方は観ていて疲れてしまいました。


うーん、トリックものは原作を読むべきじゃありませんね